Junko Ono Rothwell
Posted on 2014-03-17 by nakajima
アメリカ・ジョージア洲のアトランタ在住、Junko Rothwell(ジュンコ・ロスウェル)さんをご紹介します。アメリカ・パステル協会よりマスターパステリストと認定された彼女ですので、たくさんのパステル画を発表されていますが、スケッチしている時が一番楽しいともおっしゃってます。
インドやグアテマラ…いろんな国を旅してはスケッチをなさってるようです。今回はフランス、アイルランド、イタリアを旅した時のスケッチを紹介させていただきます。
とてもステキな作品です。どうぞ、お楽しみください。
ちなみに、Junkoさんは、当ギャラリーでも紹介させていただいた「ロバート・ブラム -明治の日本をアメリカに紹介した画家-」のエッセイの著者でもあります。(Junkoさんのその後の調査によると〈ロバート・ブルーム〉と発音するのが正しいと判明。)
私も若い頃、Junkoさんの住むジョージア洲にほんの短い期間ではありますが滞在したことがありまして、彼女の絵を紹介出来る事をとても嬉しく思っています。きっと、日本を愛した画家ロバート・ブルームがつないでくれた縁なのでしょうね。
(中嶋 記)
Trip to France, 2004
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Trip to Ireland, 2002
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Trip to Cinque Terre, Italy, 2001
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改めて自分のスケッチをながめてみると
描いた時のことがくっきりとよみがえってきます。
一つ一つ、描いた時の天候だとか誰としゃべったとか、
その場の匂いまで思い出します。
アイルランドは6月でしたが
寒くて、またよくにわか雨が降り、すぐ止むのです。
ベンチに座ろうにも濡れているのです。
それでいつもプラスティックの袋を持って出かけ
描く時にはその上に座ったりしました。
イタリアは5月でした。
日本のと同じびわがなっていて
もらったのを食べながらスケッチしたものでした。
フランスは11月、
セザンヌの住んでいた町ではアトリエの辺りをスケッチしました。
ブドウ畑で描いていて門が閉まったのに気づかず、
あやうく一晩そこで過ごすところでした………
(Junko Rothwellさんよりのメールより抜粋させていただきました。)
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Junko Ono Rothwell (大野順子ロスウェル)
山口県に生まれる。
岡山大学教育学部特設美術工芸科卒業。
渡米後、ニューヨーク州コーネル大学で英語、美術を学ぶ。
その後ジョージア州アトランタに移り、
油絵をマーク・シャトウブ、パステル画をアルバート・ヘンデルに師事する。
2003年アメリカ・パステル協会よりマスターパステリストと認定される。
サウスイースタン・パステル協会国際展 最優秀賞受賞
アート・ステイション展 最優秀賞
アメリカ・パステル協会ファイバーキャステル賞受賞
アメリカ芸術家連盟パステル最優秀賞受賞
……等
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://junkoonorothwell.com/index.htm
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