SENDAI光のページェント
Posted on 2019-11-20 by nakajima
冬の仙台市、定禅寺通と青葉通のケヤキ並木に取り付けられた数十万に上る数のLEDが輝くイルミネーションイベント。
市民ボランティアが開催する日本のイルミネーションイベントの先駆けとして注目を集めている「SENDAI光のページェント」。
毎年12月上旬から31日まで開催されています。
冬の町を彩る暖かい光を、仙台在住のアーティスト山本重也さんの絵で紹介させていただきます。
その昔、定禅寺通に面した喫茶店にはよく遊びに行ってたものでマスターの伊藤さんとイルミネーション・イベントについて話をした記憶があります。
「マスター、そこのケヤキ並木、最近すごい事になってるけど、いつの間にこんなにイルミネーションが灯るようになったの?」
「私とか、そこの本屋の旦那とかがメンバーになって定禅寺村っていう活性化チームみたいなのを作ってるワケよ。…あ、中嶋さん、ちなみに私、今、村長ね。
…あるとき、冬のケヤキ並木は寂しいから、豆電球でも飾るか…ってな話が出てね。
先ず、かる〜く1本から始めたのがこんなになっちまった…ってわけね。
ノリってすごいよね!」
明るく話しながらも、毎年街頭に立って墓金活動するマスターの姿は印象的でした…。
光のページェントとしては1986(昭和61年)に1回目の光が灯され、国内外のイルミネーションイベントに大きな影響を与えながら、早くも今年で34回目なんですね。
34回目のイベントが光のページェント、そして今年で35回目のイベントとしては「仙台・青葉まつり」があります。
青葉まつりの起源は、江戸時代の仙台藩最大の祭り、仙台祭まで遡るとのこと。
祭りは昭和40年代後半、交通事情等により途絶えてしまったのですが、“市民がつくる市民のまつり”として復活させ、初夏・5月開催のまつりとして今日に至ります。
こちらも山本さんの水彩画でご覧ください。
東京から仙台に移住して3年目の山本さんは、毎年秋に個展を開催してます。
先月、山本さんに「今度のあったかギャラリーでは、シゲさんの個展を撮影して、その中から仙台のイベントを紹介したいですね」と話してたんです…。
しかし、今回どうしてもスケジュールの都合で訪問できず、写真はご本人SNSからお借りしました。
シゲさん、今回もありがとうございました(汗)!
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