マイケルさんのスケッチブック

Posted on 2024-03-22 by nakajima

「具象的絵画の中での抽象的な関係」に注目しながら制作活動を行うMichael Weller(マイケル・ウェラー)さん。
キャンバスやボードに描かれた作品はとても素晴らしいと思っていますが、私はスケッチブックに描かれた彼の作品も大好きです。

マイケルさんは大学で美術を学ぶため図書館職員という仕事を辞めたという経歴の持ち主ですが、画家への転身後は数々の賞と大きな評価を得ています。

マグカップ、リンゴ、赤いボウル、青いボウル、牛乳びん…など、部屋の中や、近くにある身近なものが絵の題材であり、形や色の配置、構成が彼の表現意欲を掻き立てます。

マイケルさんをあえてカテゴライズすれば、油彩画家なんでしょうが、私は彼のスケッチブックに描かれた作品の子供のようにカラフルでラフで奔放なタッチにとても惹かれ、憧れさえ感じているんです。

どこへ行くにもスケッチブックを持ち歩くマイケルさんは、こう言っています…
「画家として成長するには、毎日、日常的に絵を描く必要があると思いますし、スケッチブックの中にこそアーティストの最も魅力的な作品があるんだと、常々感じています。」

生まれ育った英国南部ウィンチェスターにスタジオを構え、日々日常生活からのモチーフにインスパイアーされながら制作活動を続けていらっしゃるとの事です。

 

 


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