政宗公もビックリ!現代女子の当世風甲冑
Posted on 2017-09-21 by nakajima
全国には多く甲冑愛好会や、いわゆる武将隊と呼ばれるものがあるようです。
私の生まれ育った小さな城下町でも、甲冑をまとって町を練り歩くお祭りが54年程前から続いています。
伊達政宗公の家臣を先祖に持つ地元の人たちが古を偲び、各家に代々伝わる甲冑を着て町を闊歩した事が始まりでした。
この祭り、今ではレプリカの甲冑が使用されてますが最近は、このイベントに参加する方の多くが全国から集まった若い女性というのもとても興味深い現象です。
さらに最近は、祭りの甲冑にゲーム感覚を取り入れたり、かわいいぬいぐるみを付けたり、日本舞踊やお菓子をテーマにしたオリジナルの甲冑を作ってしまったり…とんでもなく自由!
これらは全て女性の発想なんでしょうね。
例えばお菓子をテーマにした創作甲冑(イチゴの前立てのケーキみたいな白い甲冑)のべースはプラスチックの素材。大きな素材から型を切り出し、何か所も穴を開け紐を通し細かい作業を繰り返して完成させるらしいです…。
仕事を終えてからコツコツと…既成概念にとらわれない現代女子の当世風甲冑作りに脱帽!!
「政宗公もビックリ」の楽しい甲冑の数々…。
お話をしながら掲載許可の確認をいただいたので、限りがあり、ほんの一部しかご覧いただけませんが、女性の創作パワーと発想に元気をもらった楽しい鎧の数々でした。
(ちなみに、このお祭りは旧岩出山伊達藩、宮城県岩出山で毎年9月に開催され「政宗公まつり」といいます。写真は2017年9月10日撮影のものに加え、以下2014年に撮影したサムライ女子も掲載しましたのでご覧下さい。)
当ウェブサイトで提供している画像・文章等の著作権は、著作権者に帰属します。 著作物は、著作権法により、無断で転用、複製等の行為を無断ですることは禁じられています。